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FDG-PETがん検診ガイドライン(第3版,2019版)(2019/7/8掲載)

このたび、本ガイドラインに基づいた全国調査の解析がすべて終了し論文化されたので、これまでに得られた知見を加えて、本ガイドラインを改訂しました。また、いくつかのがんに関して読影と要精査判定の基準を発表したので、その点を盛り込みました。さらに、PET/MRI についても新たに追加しました。

尚、米国核医学会(Society of Nuclear Medicine and Molecular Imaging, SNMMI)が2012 年に「Five Things Physicians and Patients Should Question in the Choosing Wisely Campaign」の1つにとりあげ、PET がん検診に否定的見解を示しましたが、日本核医学会がわが国におけるFDG-PET がん検診の実績とガイドラインによる品質管理を示した結果、SNMMI より彼らの見解は米国(の医療事情)に限定したものであるとの回答を得ております。さらに2015 年のSNMMI 年次大会にて、日本核医学会が教育セッション(Continuing Education)「Cancer screening using FDG-PET」を企画してわが国のFDG-PET がん検診を紹介し、外国でも一定の評価が得られていることをつけ加えておきます。

本ガイドラインの内容につきまして、ご意見、ご提言がございましたら、事務局まで随時お寄せいただければ幸甚に存じます。

令和元年7月8日

日本核医学会PET核医学分科会
執行委員長 千田道雄

PETがん検診ワーキンググループ
座長 陣之内 正史

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